米を醸造して造る日本独特の醸造方法で造られる酒。
英名でJpanese Wainと呼ぶが、醸造方法はワインとは全く異なる。
日本酒の醸造方法は幾つかあるが、基本的には
1. 米洗い:精米、洗米。
2. 米むし:『こしき』と呼ばれる大きな米むし器で米が蒸す。
3. もと造り:むし米に酵母と宮水を仕込み、アルコール発酵のため『もと』(酒母)を作る。
4. かい入れ:『もと』にむし米、麹、水を加え、アルコール発酵させる。
5. 酒しぼり:でき上がった酒を袋に入れ、大きな『締木』 石をかけてしぼる。
搾りたての酒は香りが若く荒い酒(荒走りと呼ぶ)だが、 夏を越して熟成されると
飲みやすくなると言われる。
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