味辞典

栄養

生体保持に必要な有機質、無機質の総称。特に、三大栄養素といわれる糖質、脂質、蛋白質は毎日の食生活にバランス良く取る必要がある。
しかし、生体に必要な物質はこの外にも水分や酸素、二酸化炭素、ミネラル、ビタミン類なども細胞活性に重要な役割をもち不足すると様々な障害が出る。

糖質は炭水化物とも呼ばれ、体内で吸収され、速やかにエネルギー源となる。 脳のエネルギーはほとんどが糖質(ブドウ糖)で、不足すると集中力が無くなったり、イライラする原因にもなる。また、気力の低下やパワー不足につながる。
糖質を多く含む食品は穀物類、白飯、パン、麺、いも類、果物類、砂糖など。

脂質は効率のよいエネルギー源で、体内での消化吸収が、ゆっくりと行われる脂質は、持久力を高め、脂溶性ビタミンの吸収には不可欠は栄養素。
脂質を多く含む食品は魚介類、肉類、油類、食油、バターなど。

蛋白質は骨や筋肉をつくる栄養素で、約20種類のアミノ酸からできている。
アミノ酸の中でも体内でつくることができない必須アミノ酸(9種類)を 効率よく摂取する必要がある。
蛋白質を多く含む食品は魚介類、肉類、豆類、豆腐、豆乳、納豆、卵など。

ビタミン類
  脂溶性 ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK
  水溶性 ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(ニコチン酸)、ビタミンB6、
葉酸、ビタミンB12、ビオチン、パントテン酸、ビタミンCなど。

ミネラル類
  ナトリウム、カリウム、鉄、カルシウム、マグネシウム、銅、
  食物繊維(ダイエタリ−ファイバー)など。
 
 
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